株式会社島忠様 - VMWare MirageCase Study

国内70拠点、約1,100台の端末を、VMware Mirageにより本部で一元統合管理。
安定したクライアントPC環境と運用負荷軽減を実現

カスタマープロフィール

  埼玉県さいたま市に本店を構え、配送センターを含む国内約70の拠点を通じて、家具・インテリア雑貨(カーテン・カーペット・インテリア小物ほか)から、ホームセンター商品(日用品・園芸・ペット・木材・金物ほか)まで、消費者の生活を支える幅広い商品を提供。
2014年8月末現在、従業員数1,620名(臨時雇用者数2,888名)
  株式会社 島忠
情報システム室 副室長 後藤 宗男 氏

社員が困ることのない安定したクライアントPC 環境を構築することが、そのままお客様へのサービス向上につながると確信しています。このような環境を、少数精鋭で運用管理し続けるために、VMware Mirageと本製品に精通した双日システムズによる支援は欠かすことはできません
  株式会社 島忠
情報システム室 大中 祐一郎 氏

バックアップやマイグレーション作業そのものがVMware Mirageによって大幅に効率化され、明確に導入効果が現れています。システムに関するトラブルは1件も発生していまいせん。今後、万が一のトラブル発生した際にも、すぐにリカバリできるという安心感が得られたことも情報システム室として大きな効果だと実感しています。

事例概要

1960年の設立から半世紀以上にわたり、家具・インテリア雑貨やホームセンター商品など、生活に密着した幅広い商品を提供することで消費者を支える株式会社島忠。同社では、対面接客などサービスの遂行に欠かせない約1,100台に及ぶ業務PCの安定運用とお客様サービスの維持・向上のために双日システムズ株式会社を通じて「VMware Mirage」を導入。統合管理環境の構築により、ユーザーデータの一元管理を実現し、バックアップ、リストア、マイグレーションを容易にするとともにIT運用管理の負荷を大幅に軽減しました。

導入時期

  • 2014年9月

課題

  • 国内70拠点、約1,100台の業務PC運用保守おける作業負荷
  • 業務PCの障害に対する迅速なリカバリ対応
  • PCリカバリにおけるコストと期間

ソリューション

  • VMware Mirageを活用したリモートでのクライアント環境アップデートと自動バックアップによって運用負荷と対応時間を削減。個々のクライアント設定とOSやアプリケーションなど共通機能の設定をサーバ側で別レイヤーとして管理するMirageのアプローチを最大限に活用し、バックアップおよび運用における効率を向上。

導入効果

  • IT運用の負荷を大幅に削減
  • PCリカバリ時間を従来の10分の1に
  • 業務PCの安定運用による顧客サービスレベルの向上

導入環境

  • VMware Mirage

全社1,100台に及ぶ業務PCの障害対応や保守運用に関する作業負荷が課題に

「小売業である当社は、常にお客様のことを最優先に考えています。システムについても同様で、お客様にご迷惑をおかけしないことが最優先事項です。ネットワークやPCのトラブルによって、お客様を長時間お待たせしたり、カード決済や会計処理ができないことは避けなければなりません」

株式会社 島忠(以下、島忠)における情報システムの位置付けについて、島忠 情報システム室 副室長の後藤宗男氏はこう強調します。

島忠は、配送センターを含め全国に約70の拠点を構え、全社で使用する業務PC は約1,100台に及びます。ホームセンターや家具売り場では対面接客が中心であり、お客様の目の前で操作するPCは、重要な営業ツールです。このため故障などが発生した際には、迅速な修理やリプレースが求められます。

従来の状況について、システム全般の運用を行う島忠 情報システム室の大中祐一郎氏は、「情報システム室では数名の担当者で全社のシステム、IT 機器を管理しており、たとえば、関西の店舗から『PCが壊れました』と連絡があっても、すぐに出向き対応することは困難でした。多くの場合、情報システム室に送付してから対処していたために、完了するまでには数日を要していました。迅速な障害対策、運用負荷の軽減、そして永続的な安定稼働を考えれば、抜本的な対策が不可欠でした」と話します。

こうした背景をもとに、同社では、業務システムの安定稼働とITシステム室の負荷軽減を両立させる施策を模索。そうしたなかで候補に浮上したのが、「VMware Mirage」でした。

VMware Mirageについては、PCの統合管理や自動バックアップ機能など同社が求める要件をカバーしていることに加え、一過的な対応ではなく、継続して運用基盤として活用できる点を評価しました。導入の決め手となったのが、これまでパートナーとしてきめ細かなサポートを行ってきた双日システムズ株式会社(以下、双日システムズ)の実績でした。

「限られた人数でIT 運用を実施しなければならない当社では、製品を評価するだけでなく、運用における支援体制を重視しています。双日システムズであれば任せられるという安心感がありました」(後藤氏)

こうして、2014年5月、採用を決定した同社では、7月上旬からサーバの構築を開始しました。

IT運用ポリシーをベースレイヤー設計に活かしスムーズな移行を実現

サーバ構築にあたりポイントになったのが、島忠のIT 運用ポリシーでした。VMwareMirageは、クライアント環境をサーバ側でイメージとして管理し、必要に応じて配信することで、リカバリ作業やマイグレーション作業を効率化する統合システムです。

共通に管理したいOSやアプリケーションは「ベースレイヤー」で、また、ユーザー側が個別に管理したいプロファイルやデータなどについては「ユーザーレイヤー」として管理することで、共通環境の変更を個々のユーザーに影響を与えることなく実現することが可能です。また、自動バックアップ機能によって保存されたPC 全体のスナップショットによって、障害発生時には、すぐにデスクトップをリストアすることができます。

大中氏は、「以前から当社では、PCの運用にあたっては、1機種1用途というポリシーを徹底していたため、VMware Mirage への適用は非常に容易でした」と話します。こうした運用ポリシーに従い、実際のベースレイヤー設計については、双日システムズが主体となって作業を遂行。5機種に合わせた5パターンのベースレイヤーを設ける形でシンプルかつ効率的な運用環境を実現しました。

IT運用の負荷を大幅に軽減
PCリカバリ時間も10分の1以下に

VMware Mirage 導入から効果はすぐに現れました。後藤氏は次のように話します。

「運用負荷軽減という点については、明確に導入効果が現れています。バックアップやマイグレーション作業そのものがVMware Mirageによって大幅に効率化され、リモートからのイメージ配信もスムーズです。システムに関するトラブルは1件も発生していまいせん。今後、万が一のトラブル発生した際にも、すぐにリカバリできるという安心感が得られたことは情報システム室として大きな効果だと実感しています」

大中氏は、これまでの作業との比較を次のように語ります。「これまでの対処では、コンピュータ名を変え、ドメインに参加し、ユーザーを作り、元々のデスクトップの状態に戻すといった煩雑な作業が発生しました。これが現在では一切不要になりました。たとえば、PCリカバリ作業にかかる時間を比較すると、手作業で対応した場合と比べ、5分の1以下の時間での対応ができるようになりました。さらに、地方の拠点に足を運ぶ時間を考慮に入れれば、10分の1以下になったといえるでしょう」

今後の展開では、バイヤーが使用するモバイルPC内の契約書類や交渉内容など、重要なデータについても、VMware Mirage の自動バックアップ機能によって、確実に保存し、万が一モバイルPCに障害が発生した場合でも、短時間で復旧できる環境を構築し、BCP対策を強化する計画です。

後藤氏は、「店舗で働く社員が一切困ることのない安定したクライアントPC環境を構築することが、そのままお客様へのサービス向上につながると確信しています。このような環境を、わずか数名という少数精鋭の情報システム室で運用管理し続けるために、VMwareMirageと本製品に精通した双日システムズによる支援はもはや欠かすことはできません」と語ります。

常にお客様第一を心がけながら、日々のビジネスを推進する島忠。同社のさまざまなビジネスシーンで活用される業務PCをバックエンドから支える統合管理基盤として、VMwareMirageは広く貢献しています。

図:国内約70拠点を結ぶ島忠の統合管理基盤の概要

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