株式会社メタルワン鋼管様 - VMWare Mirage + VMWare ThinAppCase Study

VMware Horizon Mirageの採用により、従来比の1/10のコスト、1/3の作業負荷で、Windows OSの移行を完了
移行後の運用管理においても効率性が大幅に向上

カスタマープロフィール

株式会社メタルワンの鋼管部門と株式会社オトフジの統合により、2011年4月1日に設立。鋼管と配管機材の総合商社として、鋼管、バルブ、継手、機器装置などの鉄鋼製品の販売、そして、鋼管の切断・機械加工などを主要業務として展開。「ワンストップ」「全国ネットワーク」「海外事業」「加工・物流」の4機能の提供で、幅広い顧客のニーズに応えている。

株式会社メタルワン鋼管
経営管理本部 システム部
システム課長
加藤 純一 氏
「クライアントOS移行後のアプリケーションの継続使用、また移行に伴う作業負荷軽減、将来にわたる効率的な運用管理の実現。これらすべての要件において、VMware Horizon Mirageは最適なソリューションでした」
株式会社メタルワン鋼管
経営管理本部 システム部
システム課 課長代理
吉崎 純 氏
株式会社メタルワン鋼管
経営管理本部 システム部
システム課 課長代理
里頭 政光 氏

事例概要

鋼管、バルブ、継手、機器装置など鉄鋼製品の販売、および鋼管の切断・機械加工などを主業務とする株式会社メタルワン鋼管。同社は、全社的なクライアント環境として利用していたWindows XPのマイグレーションに際して、VMware Horizon Mirageを採用。アプリケーション改変を伴う従来の手法と比較して、約1/10のコストと約1/3の作業工数で移行を完了するとともに、移行後の運用管理の高い効率性など多くの成果を実現しています。

課題

  • Windows XPからWindows7の移行に伴う膨大なコストと作業負荷の低減
  • 同移行後のアプリケーションの継続利用
  • 将来的なクライアント運用管理の効率化

ソリューション

VMware Horizon Mirageによるアプリケーション仮想化と移行・運用管理支援機能により、トータルなコスト削減を実現するとともに運用管理の効率化を図り、将来的な拡張や変化に柔軟なクライアント環境を実現

導入効果

  • Windows 7への移行、マイグレーションのコストを従来比の約1/10、競合製品を採用した場合の約1/5に削減
  • 移行に関わる作業負荷を手作業の場合の約1/3に削減
  • クライアント環境の運用管理(バックアップ、リカバリーなど)の自動化、効率化

導入環境

  • VMware Horizon Mirage
  • VMware ThinApp

約350台のWindows OSの移行に伴うコスト削減と作業負荷の低減が課題に

株式会社メタルワンの鋼管部門と株式会社オトフジの経営統合により、2011年4月に設立された株式会社メタルワン鋼管。親会社であるメタルワンの鉄鋼総合商社としての機能に加え、約半世紀にわたる鋼管・配管機材の加工・流通事業で築き上げてきた実績をもとに、総合プレイヤーとしてビジネスを展開しています。同社におけるITの位置付けについて、経営管理本部 システム部 システム課長の加藤純一氏は、次のように話します。

「当社で取り扱う製品のアイテム数は、細かいレベルでは100万点を超えています。そのため、ITによる業務支援が不可欠であることから、早い時期からITの活用には積極的に取り組んできました。なかでも、ここ数年の課題となっていたのが、Windows XPのサポート終了に伴うクライアントOSのマイグレーションでした」

全社で約350台のクライアントPCを利用する同社でしたが、OS環境のマイグレーションにはいくつものハードルがありました。加藤氏は「一番の問題は、物流を扱う基幹システムのアプリケーションがWindows XP上でしか稼働しないことでした。しかし、移行対象となるWindows 7用のアプリケーション改変では、数億円単位のコストが発生します。新機能の実現など前向きな投資ではなく、単なるOS移行に伴うコストは、経営的な視点でも理解を得にくい面があります。また、アプリケーションの延命が実現できたとしても、新しいPCへの切り替えやPCへのアプリケーションの展開など多大な作業工数がかかることが課題でした」と話します。

アプリケーション延命の1つの施策として、Windows 7で提供される“XPモード”を使用する案が出ましたが、その評価結果は期待を大きく下回るものでした。経営管理本部 システム部 システム課 課長代理の吉崎純氏は「XPモードはPCの起動を含め、すべてのパフォーマンスにおいて実運用に耐えるものではないことから、この案は早々に見送りになりました」と振り返ります。

抜本的な対策が不可欠と考えた同社では、2011年後半から基幹システムを開発したベンダーも含め、OSのマイグレーションに向けたプロジェクトを立ち上げ、対策の検討を開始しました。

VMwareのソリューションによるOSマイグレーションと運用管理支援

OSマイグレーションの検討を進める過程で最初に浮上した選択肢は、サーバでアプリケーションを稼働させ、画面データを端末に配信する他社のソリューションでした。しかし、この製品はコスト面や、結局またサーバOSのライフサイクルに縛られてしまう問題があったことから、他の選択肢を模索していた同社が大きな可能性を見出したのが、双日システムズ株式会社から提案された、クライアントPCのデスクトップ環境を一元管理するVMware Horizon Mirageでした。

VMware Horizon Mirageは、OSなどの共通レイヤーとユーザー個別のレイヤーを分類管理することで、OSの移行、OSパッチの適用やアプリケーションの導入、バックアップ、リカバリーなど運用管理を効率化します。また、同製品ではアプリケーションを仮想化してOSとアプリケーションのライフサイクルを切り離すことで、既存システムの継続利用を可能にするVMware ThinAppの機能も提供されることから、アプリケーションの延命とOS移行作業の効率化の双方の支援を求めていた同社にとって、最適なソリューションでした。

その後同社では、双日システムズとソフトバンクBBによる手厚い支援のもと、約30カ所におよぶ拠点間でのネットワークを含めた評価を実施。当初の要件であったアプリケーションの継続利用と、既存環境と同等のレスポンスが確認できたことからVMware Horizon Mirageの採用を決定しました。

この評価プロセスについて、経営管理本部 システム部 システム課 課長代理の里頭政光氏は「まず、トライしてみることが問題解決の第一歩です。今回の評価でも、事前に懸念事項を明確にして、パートナーの協力を仰ぐことで得られたメリットが大きかったと思います」と話します。

こうして2013年6月、VMware Horizon Mirageの導入が正式決定され、移行プロジェクトの本番がスタートしました。

従来のアプローチと比較して導入コストは約1/10、
手作業も約1/3の負荷で移行プロジェクトを完了

VMware Horizon Mirageの導入効果は、コスト、運用負荷などさまざまな面で明確に発揮されました。加藤氏は「コストは、Windows 7用にアプリケーションを改変した場合の約1/10、さらに他社のプレゼンテーション仮想化の製品を採用した場合の約1/5という結果になりました。その他社製品の場合、新たにハードウェアの調達が必須であり、サポート切れの際にはさらなる費用が発生します。トータルコストで考えた場合、VMware Horizon Mirageの方が圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。さらに、パソコンの入れ換えに伴う作業負荷も、手作業での対応と比較して約1/3に低減できました」と話します。

導入効果については、吉崎氏も「システム管理の面でも、Windows 7のクローニングが非常に楽になり、テストで不具合が生じてもすぐに元の状態に戻せるので、安心して運用することができます」と評価しています。

VMware Horizon Mirageの採用によって、OSマイグレーションだけでなく、その後の運用管理までを含めたコスト、作業負荷の削減を実現したメタルワン鋼管。今後、同様の対応を行う企業の方々に対するメッセージとして、次のように締めくくりました。

「VMware Horizon Mirageは、非常にポテンシャルが高いソリューションです。今回はWindows XPマイグレーションで考えられるすべての手段について、コストや負荷を比較検討しました。ライセンスだけでなく、データセンターのコストなども含めた5年間のライフサイクルで試算した結果、オールインワンの機能を持つVMware Horizon Mirageが最もコストパフォーマンスに優れているという結果になりました。こうしたIT運用のロードマップを踏まえた製品選定は、多くのケースでプロジェクトの成否を左右する重要な判断基準だといえます」(吉崎氏)

VMware Horizon Miragewoを活用したOS移行のコストと作業工数の削減

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